2014年8月25日月曜日

「朗読室 6」 あとがき

朗読室 6  本日朗読されたもの。


・アルセーニイ・アレクサンドロヴィチ タルコフスキー「白い、白い日―アルセーニイ・タルコフスキー詩集」(エクリ)より抜粋
・宮沢賢治「新編 銀河鉄道の夜〜オツベルと象」(新潮文庫)より抜粋


*口直しとして 
冬瓜の翡翠煮、じゅん菜、つるむらさきの磯和え、梅びしお
( 輝音食堂さんより)

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本日の朗読室。窓や扉を開けたままに、外の音と中の音の境目を曖昧にして、ロウソクの炎のゆらぎと、照らされる文字とが作り出す空間は、自然と囁くような声になっていました。紡がれる話は飛んだり膨らんだりして流れていきました。ありがとうございました。

https://twitter.com/rojitohito/status/503909627642142720

「朗読室 6」よこく

朗読室 6      「夏のおわりの朗読室」




文字があふれる神保町に、ただ静かにからっぽの空洞を開きます。

ここは詩を、うたを声に出すところです。

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夏のおわりの朗読室

蝉の鳴き声も響きます

蝉がそのカラダいっぱいに声を響かせるように

今宵の新月は

神保町の夜空の空洞に

自分のカラダという空洞に

その声を響かせてみませんか?

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いま声にしたい言葉を持っておこしください。

お待ちしております。


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開放日 : 8月25日 

入場料 : 500円 ( 口直し付 )

利用時間 : 19時から22時 ( 途中入退出自由 )

読みたい本、声に出したい詩集などを持ってお越し下さい。
読まずに聴きたい方も歓迎致します。

場所 : 路地と人