2014年11月10日月曜日

「朗読室 9」 あとがき

朗読室 9  本日朗読されたもの。


雨宮庸介「1300年持ち歩かれた、なんでもない石」国東半島芸
術祭「希望の原理」)より全文

・カセットテープ音源「第19回 津軽弁の日(津軽弁の日やるべし会)より抜粋

・西脇順三郎「秋」西脇順三郎詩集 那珂太郎編」岩波文庫 1991年

西脇順三郎「あい」(山口恵理 訳)西脇順三郎詩集 那珂太郎編」岩波文庫 1991年
子音開発前のヒトザルの気持ちで朗読を試みる。詩の中の子音を消去、母音だけに変換して読まれた詩の全文が前掲のタイトルのように「あいうえおん」のみで構成される。)

・西脇順三郎「夏の後、冬の前」(山口恵理 訳)(『西脇順三郎詩集 那珂太郎編』岩波文庫 1991年)
  ※(すでにあるものの翻訳をするという行為についての考察。ひとつの詩からまた別のものの生まれる可能性を探る。)


口直しとして 




今夜の朗読室は、旅の話から始まりました。様々な朗読の形が集まったので、異なる価値感・文化に触れる事=未知の言葉に出会う時、身体の運動からくる言葉か、意味からくる言葉かを体感できた面白い機会になりました。ありがとうございました。


2014年11月8日土曜日

「朗読室 9」よこく

朗読室 9  「紡がれる言葉、声にする言葉、ウタになる言葉」



文字があふれる神保町に、ただ静かにからっぽの空洞を開きます。
ここは詩を、うたを声に出すところです。

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言葉はどのようにウタになるのでしょう

例えば
文字として紡がれた言葉を声に出してみる
声として出た言葉を文字にしてみる
言葉が姿や形、次元を変えて行き来すること
まずは
そこから考えていけそうな気がしています。

***

既にある誰かのつくったもの、いまつくられた自分の言葉、
文字、絵、音、光、時間その他、言葉の形は問いません。

いま声にしたい言葉を持っておこしください。

読まずに聴きたい方も歓迎致します。

お待ちしております。

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開放日 : 11月10日 
入場料 : 500円 ( 口直し付 )
利用時間 : 19時から22時(途中入退出自由)
場所 : 路地と人