2016年3月18日金曜日

朗読室〜[a:]からはじめる〜   3





「ことばがとおる」





何かが気になり
ふと立ち止まる

そこで気になる「何か」とは何だろう

それを
ことばがとおった瞬間とは言えないだろうか

本や、誰かの言葉・行為に
心動くとは
どういうことなのか

普段何気なく起こっている
様々なことばの授受に
耳を傾けてみるところから
はじめてみる。


**


現在制作中の
冊子[a:]
と連動する形で、
新しく朗読室を開いております。

[a:]編集長の佐々木智子さんを
アドバイザーとしてお招きし、

冊子の中で扱われる
キーワードに焦点をあて
実際に
身体から考えていきます。

第三回は
現在、路地と人にて開催中の
「裏無いの小部屋」展にあわせ
今展覧会の出品作家である、
吉川陽一郎さんをゲストにお迎えします。

吉川さんの作品によって
区切られ
みえる/みえない
という境目が生まれている
今の路地と人は
「ことばがとおる」ことに触れるのに
ちょうどよく思います。

すでにある誰かのことば
今生まれている自分のことば
声にしたいことばを持ってお越し下さい。
聴きたいだけでも構いません。

お待ちしております。



***




【朗読室〜[a:]からはじめる〜 3 】

「ことばがとおる」

ゲスト:吉川陽一郎


期日:3月20日(日)18:00〜20:00

入料室:500円(肴付き)

場所:路地と人

*途中入退室自由

(企画協力/[a:]編集長 佐々木智子)



※冊子[a:]
冊子[a:]第1号では、生活環境や芸術といったジャンルを問わずに、「ことば」について考えます。形のないコトバ、表れとしてのことばについて考え実験する試みです。
冊子名の[a:]は発音記号に由来。


※佐々木智子
青森県生。
2013年まで、Yotsuya Art Studiumに在籍。
在籍中の課題を通して、平面・絵本の制作を始める。
現在、平面・絵本・詩の制作。